共に時を重ね、思い出を織り成すものを

「ものづくり」の世界へ

    • 1974年、東京都清瀬市生まれ。
    • 東北大学大学院理学研究科生物学専攻博士前期課程修了。
    • 研究生活を重ねるうちに、暮らしの中に役立つ何かを作る仕事を通して、社会と関わりたいとの思いを強め、製造メーカーへ就職。工場での品質管理業務に従事し、国際規格ISOの認証取得等に携わる。

 

    • 工場での大規模な大量生産や、数多のクレーム対策や品質改善業務に携わる中で、自らの目指したい「ものづくり」のありかたについて、次第に深く考えるようになった頃、ある言葉に出会い、深く感銘を受ける。

 
「私にとって、アンティークの価値は、オークションで、どれだけの値がつくか、ということではなく、そのものにまつわる思い出の価で決まります。」

「私のアンティーク」 堀口すみれ子  ~見るアンティーク。使うアンティークのある暮らし(主婦と生活社)~より引用

 

    • この言葉が転機となり、使う人と共に時を重ね、そこにたくさんの思い出が込められるような、豊かな暮らしや心を形作る一助となりえるようなものづくりを志す。

 

    • 日常の小さな道具や雑貨から、建築に関わるような大きなものまで、多様に姿を変える「鉄」に魅了され、日本装飾美術学校金属工房専攻。
    • 同校卒業後、黒田啓志氏が代表を務める「家風」にクリエーターとして参加。
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様々なものを支え、繋いでいくものづくりを目指して

    • 様々なものや人を支え、繋ぐ役割も担っている鉄という素材。
    • その魅力を活かし、様々な暮らしの中に息づき、溶け込み、末永く使って頂ける道具のあり方を、人と人との関わりの中で深めてゆくことを目指し、2006年、Metal NEKOを開業。 
    • また一方、オリジナル作品も制作を重ね、ギャラリーでの展示や、各種イベント、展示会へ出展。
    • 日本装飾美術学校・金属工房助手を経て、同非常勤講師も務めた。

 

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    • デザインから制作、最後の仕上げまで、代表の金子恭史が責任をもって行っている、Made in Japanのハンドメイドブランド。
    • 使う人と共に時を重ね、そこにたくさんの思い出が込められるような、豊かな暮らしや心を形作る一助となりえるようなものづくりを志し、住宅・建築に関わる門扉や手すり、ポスト、照明、サインや看板、建築金物類などや、家具、雑貨や道具類、小作品、オブジェなど、オーダーメイドを中心に制作しています。
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    • 鉄の特性や表情を生かし、人やもの、空間や、様々なものを支え、繋いでいけるような、ものづくりを目指し、スタイルに捉われることなく、日々進歩していきたい。