使用上のご注意、お手入れ方法

☆使用上のご注意

初めてお使いの際には、中性洗剤を用いて、柔らかいスポンジなどで軽く洗い、水またはお湯でよく洗い流してください。水気を切ってから、中火~強火にかけ、水分が蒸発するまで空焼きします。
油をほんの少し入れ、余分な油をキッチンペーパーやウェスなどで拭きとるようにして全体になじませます。うっすらと白い煙がでるかでないかくらいまで空焼きします。

この際、フライパンは大変高温になっておりますので、くれぐれもご注意ください。

ご購入後、はじめてお使いになられる際には、野菜くずなどを炒めておくのもお勧めです。


調理の際には、先に空焼きをしてフライパンを熱くし、油をよくなじませてから調理します。

洗う際や、キッチンペーパーで拭きとった際に、スポンジやペーパーが茶色や黒くなることがありますが、焦げや余分な油ですので、品質上の問題はありません。
加熱時や調理の際には、持ち手が高温になる場合がありますので、ご注意ください。鍋つかみや布巾などをご使用ください。
 

 

cooking_2211_05.jpg cooking_2211_04.jpg cooking_2211_03.jpg cooking_2211_02.jpg cooking_2211_07.jpg cooking_2211_16.jpg cooking_2211_10.jpg cooking_2211_14.jpg cooking_2211_17.jpg cooking_2211_13.jpg cooking_2211_12.jpg cooking_2211_15.jpg cooking_2211_11.jpg cooking_2211_09.jpg
 

m-maintenance-03.jpg m-maintenance-04.jpg m-maintenance-05.jpg m-maintenance-06.jpg m-maintenance-07.jpg

 

☆お手入れ方法

調理後の料理の長時間の保存や、水に濡れたままでの長時間での放置は、できる限りお避け下さい。

使用後は、なるべく早く、たわしやささらなどで軽く水洗いをするか、中性洗剤を用いて、柔らかいスポンジなどで洗ってください。
酸性の洗剤や、塩化物を含んだ溶液などは、錆びを発生させますので、触れないようにご注意ください。
保管の際には、水洗い後、再度空焼きをして油を少しなじませ、両面を拭き上げてください。

焦げ付きがひどい場合には、フライパンに薄く水やお湯をはり、火にかけて沸騰させると、焦げ付きもふやけますので、フライ返しなどでごく簡単にこすり落とすことができます。
金だわしなどであまり強くこすりすぎると、せっかくついた油脂の膜や酸化被膜(黒皮)も削り落としてしまうことがありますので、ご注意ください。

もし錆が発生してしまった際には、少しでしたら、上記と同じようによく熱して油をなじませてください。
かなり錆が発生してしまった場合には、金だわしや紙やすりなどで錆びをよく落としてください。鉄の地肌が見えるくらいに錆がよく落ちたら、再度空焼きをして青い黒皮(酸化被膜)をつけて表面を保護し、油をよくなじませてください。
 

 

フライパンの使い方&Cooking blog記事まとめ

 

フライパンの使い方&Cooking Blog記事まとめ

 

☆末永くお使いいただくために
 ~メンテナンスにつきまして

火力が弱い場合

Metal NEKOのフライパンは、初めての方でもすぐに使いやすいようにとの思いを込めて、油の焼き付けまで仕上げを施しております。
しかし、この油の焼き付け層も、けっして剥がれないという訳ではなく、使っていくうちに次第に剥がれが生じてきます。
 
油の焼き付けが剥がれてくる要因につきましては、料理の種類やお使いのコンロの火力、日々のメンテナンスの具合などで様々に異なってくるため、どの程度持つかなど、一概にはなかなか言うことが難しいのですが、一つは、やはり、今のコンロは火力があまり上がらないというのが、理由として大きいと考えております。

以前でしたら、ご家庭のコンロでも、安全装置がついていないものが多かったため、日々普通にお使いいただくだけでも、十分メンテナンスになっておりました。ただ、最近のコンロは、ガス、IHとも、ある程度まで温度が上がると、安全装置が働いて、弱火になったり、消えてしまったりします。この火力では、油が焼き付く温度まで上がらないため、徐々に剥がれていき、修復されないまま、鉄の素地が広がってしまう傾向にあります。

ガスコンロでも、安全装置のついていないものや、卓上のカセットコンロなどをお使いいただければ、強火のまま加熱し続けることができますので、比較的簡単にメンテナンスが可能です。もし、安全装置のついていないガスコンロや、卓上のカセットコンロをお持ちではない場合、ご自身でのメンテナンスが難しいと感じられた場合は、こちらにお送りいただければ、こちらでメンテナンスも承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

もし、上記のような強火で加熱可能なコンロをお持ちでしたら、空焼きをしてよく油をなじませた状態で、強火でフライパンを加熱してみてください。(かなり白い煙が上がりますので、換気扇のすぐ下か、屋外で行うことをお勧めします。また、フライパン本体が大変熱くなりますので、加熱中や加熱後しばらくは、直接素手でフライパンを持たないよう、火傷にはくれぐれもご注意ください。)5分から10分ほど加熱し、剥がれた部分がこげ茶色になり、もう一段階焼きこんで黒っぽく焼き付けば、メンテナンスは完了です。

もしこの方法でもメンテナンスは難しかった場合も、こちらにお送りください。こちらで磨きなおした上で油の焼き付け仕上げをしなおします。
m-maintenance-20.jpg m-maintenance-17.jpg m-maintenance-01.jpg m-maintenance-02.jpg m-maintenance-08.jpg m-maintenance-09.jpg m-maintenance-10.jpg
m-maintenance-19.jpg m-maintenance-18.jpg m-maintenance-11.jpg m-maintenance-12.jpg m-maintenance-13.jpg m-maintenance-14.jpg m-maintenance-15.jpg m-maintenance-16.jpg

 

火力が強すぎる場合

また、ガスコンロの火のあたる部分が特にドーナツ状に剥がれてきたり、熱で変形してきたり、常に強火で調理し続けるような傾向がありますと、逆にお使いのガスコンロの火力が少々強い場合も考えられます。
 
鉄のフライパンは、最初の空焼きで中火から強火で加熱し、いったん全体に熱が行きわたれば、蓄熱性がありますので、調理中は火力を弱めて中火から弱火でも十分に調理することができます。
また、メンテナンス時も、火力が不足していると十分に焼き付けることができませんが、逆に強すぎる火力で長時間加熱し続けると、油を焼き付けた層も焼き切れてしまい、鉄の地肌が見えてきてしまいます。
 
ですので、そのような場合、試していただければと思う点は、
1.調理の際は、最初に空焼きをして十分に熱がいきわたれば(手をかざして温かいくらいから白く湯気が上がる直前程度)、材料を入れて多少火力を弱めて調理する。(料理の種類にもよりますが、卵やホットケーキのようなものは弱火で焼くと表面が焦げすぎずに中までじっくり火が通りますし、肉や野菜など、表面に火を通した後はやや弱火でじっくり焼くと、素材のうまみがよりひきたつ場合もあるかと思います。)
 
2.調理後に水洗いする際、強火で長時間加熱した直後ですと、急冷してしまうことにより表層の剥がれが生じる場合があります。鉄板があまりにも高温になっている場合には、料理直後に水洗いをするのは避けた方が良いかもしれません。(中火~弱火で料理することが多ければ、盛り付けた後にすぐ水で洗っても問題ありません。)
 
火力が強いと思われる場合は、日常的なメンテナンスの際は、油を全体になじませて空焼きをし、白煙が上がる程度で火を消して自然に冷ましておく程度で良いかと思います。
 
油の焼き付け層は、けっして剥がれないわけではなく、使っていくうちに徐々に剥がれていき、また日々使いメンテナンスを繰り返すことで、油がなじみ、また焼き付け層ができていくような感覚でお使いいただければと思います。
鉄の地が見えているような状態でも、上記のような調理前の空焼きや日常的なメンテナンスで、表面には十分油の重合した層ができますので、同じように焦げつきにくく問題なくお使いいただけます。
 
3.お使いいただいていくうちに、全体的に剥がれが生じてきて鉄の地肌が見えてきたり、焦げつきやすくなったりしてきたようなときに、全体を黒く焼き付けるような、少し時間をかけたメンテナンスを行うのがよいかと思います。
ただし、その時も火力等様子を見ながら、あまり時間をかけなくても良いかもしれません。

火力が強い場合には、置きっぱなしの状態よりは、フライパンをずらしていって、火の当たるところを変えていくようにしたり、白煙がやや収まってくるくらいで終わりにしてみるのでもよいかと思います。
 
 
私も自宅で長年使用しており、正直、あまりお客様にお見せできるような丁寧な使い方をしていないのですが、やはり使っているうちに何度も剥がれは生じてきます。しかし日常的にはあまり気にせずに、上記のような1~2の簡単なメンテナンス程度で使用しており、3のようなメンテナンスは、数か月に一度くらい、行うか行わないかという感じです。
 
初めての方でも、気軽に簡単に鉄のフライパンを使っていただけたらとの思いでこのフライパンを作り、油の焼き付け仕上げをしておりますので、厳密にこうしなければ、こう使わなければ、というようなことはございません。
お使いのガスコンロやキッチン、料理に合わせて、ご自身で一番使い勝手の良い、無理のない使い方で気軽にお使いいただければ、作り手としてはうれしい限りです。
 

ずっと使い続けて、使えなくなったり使わなくなった古い鉄のフライパンや鍋をお持ちの場合

また、長い間放置していて錆付いてしまったような鉄の調理器具も、研磨し直して仕上げなおすことで、また使えるようになる場合もあります。
熱で底が凸凹に変形してしまったようなものも、鉄板自体の厚みが十分あれば、底を打ちなおして平らにすることもできる場合もあります。
長年の使用で鉄がやせて薄くなってしまっているものや、鉄以外の素材であったり、コーティングが施しているようなものは直せませんが、上記のような場合には、メンテナンスできる場合もございますので、もし気になるようでしたらどうぞご相談ください。
(底の打ち直し、研磨、油の焼き付けにはそれぞれ作業工賃と送料がかかります。)
 

アフターケアやサポートをご希望の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

Metal NEKOのフライパン・鍋をお使いの上でお困りのことや、ご不明の点、また油の焼き付けなどのメンテナンスや底の打ち直しなどの修理など、ご希望がありましたら、こちらのフォームよりお問い合わせください。
また、Metal NEKO以外でも、お使いの鉄のフライパンや鍋など、また錆びついてしまったり壊れてしまったり、使えなくなったり使わなくなった鉄のフライパンや鍋などに関するメンテナンスや修理、リメイクやリサイクルに関するお問い合わせなども、こちらのフォームよりお送りください。

 

フライパン


両手鉄鍋


3+3のポイント


使用上のご注意


SDGs

製品に関するお問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。

 

フライパンのハンドル部分を取り外しできるようにする加工です。
※この商品のみでのご注文はできません。取り外し式のフライパンをご希望の方は、必ずフライパン本体とこのオプションをセットでご注文下さい。
 
鉄製 油焼付仕上げ

img_20180628_124335_20221110123352229.jpg img_20180628_124319_20221110123345990.jpg img_20190628_043256_029.jpg

料理中に熱くなりすぎないように、ハンドル部分に巻く革小物です。
※2024年4月より、サイトより直接フライパン本体をご注文いただいた方限定で、ハンドルカバーを無料プレゼントしております。

ご希望の方は、ご購入のフライパンまたは鍋のサイズと同じサイズをご注文下さい。
色は、ブラウン、キャメル、レッド、グリーン、ブルー、ワインレッドからお選びいただけます。
※この商品のみでのご注文は基本的にはできません。ご希望の方は、必ずフライパンまたは鍋本体とこのオプションをセットでご注文下さい。
 
牛革製 

 
leather-2211-01.jpg leather-2211-02.jpg img_20190713_124228_427_20221110130616154.jpg img_20181230_095641_998_20221110130558578.jpg img_20180824_131629_105_20221110130548364.jpg m-leather-01.jpg

蓋のつまみにつける革の小物。
料理中に熱くなってしまう鉄の蓋も、この革を巻いておけば素手でもさっと取り扱えるので、とても便利です。
※2024年4月より、サイトより直接蓋をご注文いただいた方限定で、無料プレゼントしております。
 

蓋のご注文時にはぜひ!お勧めのオプションです。
色は、ブラウン、キャメル、レッド、グリーン、ブルー、ワインレッドからお選びいただけます。
 
※ご希望の方は蓋のご注文時にセットでご注文下さい。
 
牛革製 

 
leather-2211-04.jpg img_20181230_095641_998_20221110130558578.jpg m-leather-01.jpg img_20190426_232901934_20221110130607222.jpg